家相とは、建物の間取りや形から吉凶を判断するものであります。
『鬼門』
災いを呼ぶ方位と言われておりますのが、表鬼門は東北(丑(うし)・艮(ごん)・寅(とら))四十五度と百八十度反対にある裏鬼門は西南(未(ひつじ)・坤(こん)・申(さる))四十五度の場所にトイレ、台所、出入り口などを配置すると病気などの身体的な不幸に見舞われるとなります。
何故、鬼門の場所にこれらのものがあると駄目かと申しますと、表鬼門即ち艮位(ごんい)にある場合艮位には後天定位では八白土星、先天定位では三碧木星が共に同座しており、艮位丑の方に台所、トイレ、お風呂が有る場合丑の土より土剋水と剋害する為家族に災い起る恐れがあるからで、裏鬼門、坤位には、後天定位では、二黒土星、先天定位では、四緑木星が共に同座しており、表鬼門の場合と同じく土剋水の相尅作用により、直接精神面に作用は及ぼしませんが家族の身体の不健康と病災とを恐れる為である。
『張り』『欠け』
家屋の全体からみて、建物の一辺が凸出している部分が張りであり、凹んでいる部分が欠けとなり、其の程度は一辺の三分の一以内です。
後天 艮の八白は節であり、相続であり、先天定位の原理を当て嵌めると艮の方位には三碧が居り、三碧は震(しん)を長男とすとあり、家系を継ぐべき長男の居る艮の方位に凶相があると長男が欠けるとされているのです。一方、金銭財物に関しては艮を止まるとし、溜まると言う力が欠けておりますから幾ら金があっても悉く出てしまうとなります。
西南 坤方(こんぽう)に欠けがある場合の現象としては、「再縁」の家相とも呼ばれこの家に居住して長期に亘りますとその結婚が何回かおこります。
東南 巽(そん) に張りのある家で生まれて育った人は親から離れて自立し自営を為す立場になり成功を納めます。「巽斉(そんととの)うなり」の言葉があり金銭的にも、礼儀に於いても、教育に於いても、信用に於いても斉うのである。
これらとは逆に、欠けている場合斉うと云う力は無いがこう云う家相は一旦は成功し、非常な勢いで商いも繁盛致しますが、後に衰退すると言われています。
北西四十五度の範囲を 乾(けん)と呼び一家に例えるならば主人となり会社に於いては社長となりますので、乾位(けんい)に欠け込みがある場合主人及社長の位置である為主人或は社長のする事、為す事が良くない結果となるのです。
張り出しが有る場合乾には四と九の数があり、其の家に居住すると成功し富み得られ、豊かな生活を送る事が出来ます。乾は働いて、たゆまざるの理、其の家の主人が日夜たゆまず働き、心気に少しの緩みも無く、即ち心身の働きが大であるからです。
一般的に家相鑑定と言えば建物の間取りとか形のみと、とらえられがちですが、それ以外にも大事な事があります。
『家相鑑定とは』
『四柱推命』『気学』『方位学』『地相』
誰しもが新たに住宅や店舗物件を求める場合思い立ったが吉日で物件探しとなる訳ですがそれは間違いであり、先ず求める方の生年月日より割り出し、今は動いても良い時季なのか否か、動くとすれば現在の居住地より吉方となる方角にて物件探しとなるのが正しい進め方で、悪い方角には、五大凶方殺≪五黄殺、暗剣殺、本命殺、本命的殺、本命殺≫と呼ばれる使ってはならない方角があり又、その場合も求める方にとって中古物件が良いのか、新築物件が良いのか、木造の物件が適しているのか、マンションなのかなど推命いたします。
又、現在居住中の住宅をリフォームの場合、さわる場所により着工日を選定、取り壊し、新築の場合などは仮住まいが必要となりますので、仮住まいされる日及方角を又、完成後新居に戻られる日を選定して動かなければなりません。
そして、家相以上に重要なのが地相であり如何に吉相の家相であっても例えば三角形の敷地であるとか、欠けのある敷地の場合凶意を押さえがたしとなります。
当社はしっかりと経験・知識を積んだものだけが取得できる「鑑定認定書」を取得しております。
『四柱推命』『気学』『方位学』を取り入れて鑑定させていただきます。