傾斜地に立つ 奈良県吉野の家
駐車場から建物本体をを見上げた所で高低差は約６メートル、向かって左側が和室、右側がリビングとなっておりますが、その前に奥行2,2メートル間口７メートルの木製デッキ設置予定となっております。 |
キッチンの吊棚は無くする事により、ロフトスペースと相まってより開放感を感じさせロフト部分よりのペンダント照明により台所の手元照明となり又、玄関からもそして駐車場そばの道路からも照明がポイントとして視認出来ますように高さも設定。 |
右正面のカウンターは朝の忙しい時間帯テーブルまで食事運ばなくてもこのカウンターにて済ませる事が出来、ロフトに至る階段は可動式とし普段は別の場所に収納、必要な時に立て掛けると言った使い方でその下の棚板は店舗で使う棚柱を取付け無段階に棚高さを設定できます。 |
トイレの間口は約８０センチなのですが、正面の窓開口幅を最大限大きくする事によりより広く感じられます。そして汚れやすい部分なのでいつまでも清潔で綺麗に保っていただきたいのでパイン材の無垢材と致しました。 |
玄関扉は、彩風タイプの断熱扉を採用、普段外出する時扉左部分が網戸となっておりますので外から帰って来られた時のあのムッとした感じが不快感がありません。 |
浴室の窓開口も通常より大きめとする事により(外部から見た場合トイレの窓と同じ大きさ)明るく通風も良好となっております。 |
全体予算が非常に厳しく、この土地購入に至るまでにも施主様と、いくつか物件を見て歩き、この土地の売主から提示された金額ありましたが施主様超えて私がこの金額でと進言させていただき購入となりプラン作成となった訳ですが、当初雛壇最下段部分の駐車場部分約２メートル擁壁にて計画したのですが、予算面にて折り合わず法面とする事により、又、現地業者様との『良い』出会いにより資金面クリアー、前に進めさせていただく事が出来ました。三段の雛壇上部分の二段目と三段目に建築、道路面より約４メートルがリビングの床高さとなる為プライバシーも確保、南面と北面に既存住宅が存在しますのでその面には開口部を設けず眺望の開けている南西方向に開口部設け又ロフト部分に窓を設ける事により開放感と採光と通風を兼ね備え、玄関扉は採風扉とし勝手口扉も採風タイプを採用する事により、より自然を取り入れた住まいとする事が出来ました。勿論家相にも拘り良家相となっております。