張りと欠け
- 家相の吉凶と張り欠け
- 家相に於いて吉凶は「張り」と「欠け」の二点にあります。
- 家屋の全体から見て、建物の一辺が凸出している部分が張りであり、凹んでいる部分が欠けとなり、一般には張りの場合が吉で、欠けの場合が凶となります。
但し、其処には程度があって、余り大きく凸出したものは欠け、大きく凹んだものは張りとなり、其の程度は三分の一以内です。 - これを越すと張りが欠けとなり、欠けが張りとなって逆となるので、張りは小さい方が良い。
又、廊下、縁側がある場合も欠けとみなします。 - 張りと欠けによる吉、凶の現象の一つとしては、所謂東北(表鬼門)と呼ばれております部分に欠けが生じておりますと、「相続人が途絶える」となります。

- 後天艮<こうてんごん>の八白は節であり、相続であり、先天定位の原理を当てはめると、艮の方位には三碧<さんぺき>が居り、三碧は震<しん>を長男とすとあり、家系を継ぐべき長男の居る艮の方位に凶相があると長男が欠けるとされているのです。
- 一方、金銭財物に関しては艮を止まるとし、溜<た>まると云う力が欠けておりますから、幾ら金があっても悉く出てしまいます。
- 西南(裏鬼門)と呼ばれております、坤方欠け<こんぽうかけ>場合の現象としては、「再縁」の家相とも呼ばれ、この家に居住して長期に亘りますと、その結果として結婚が何回かおこります。
- 東南(巽<そん>)に張りのある家で生まれて育った人は、親から離れて自立し、自営を為す立場になり、成功を納めます。「巽斉うなり<そんととのうなり>」の言葉があり、金銭的にも、礼儀に於いても、教育に於いても、信用に於いても斉うのである。
- これとは逆に、欠けている場合、斉うと云う力は無いが、こう云う家相は一旦は成功し、非常な勢いで商売も繁昌しますが、後に衰退すると言われています。
- 北西四十五度の範囲を乾<けん>と呼び、一家に例えるならば主人となり、会社に於いては社長となりますので、乾位に欠け、或は欠け込みがある場合、主人及社長の位置である為、主人或は社長のする事、為す事がよくない結果となるのです。
- 張り出しがある場合乾には、四と九の数があり、その家に居住すると成功し富得られ、豊かな生活を送る事が出来ます。乾は働いてたゆまざるの理、その家の主人が日夜たゆまず働き、心気に少しの緩みもなく、即ち心身の働きが大であるからです。








